ハイヒールがまねく腰痛の症状
ビジネスシーンをはじめ、女性のおしゃれアイテムとしても、欠かすことのできないハイヒール。
ハイヒールを履いて、姿勢よくワォーキングができるモデルさんはとても素敵ですよね。
けれど、街を見渡してみると、とても素敵なハイヒールを履いているのに、歩き方が不自然で、痛々しさを感じる方がいらっしゃいます。
多分、ご自分では気付いてないでしょうが、猫背で、前傾姿勢になっていたり、膝が伸びきらずに、カクカク歩いていたりする方は、かなり多いですね。
これは、身体の重心がずれてバランスがとれていない状態を表わしています。
人は立った時に、脚の土ふまずの辺りに重心がくるのが理想です。
しかし、不安定な人は、ハイヒールを履いた時に、体重をのせることができず、ついついつま先立ちをしているのではないでしょうか。
ハイヒールは履いている間、足腰が痛く、疲れやすくなってはいませんか?
ハイヒールを脱いだ後に症状を感じる方もいらっしゃいます。
何も履いていない時でも、私たちはつま先立ちでずっと過ごすことはできませんね。
たとえば、ヒールのない靴を履いた場合には、立った時に膝はきちんと伸びきっています。
膝が伸びている時は、足が固定され、ふらつきません。
しかし、膝が曲がっている時は、重心が取りにくいため、ふらつきやすい状態になります。
すると、倒れてしまわないように、バランスを取ろうとして、常にももの筋肉には必要以上の負担がかかってしまうのです。
腰や骨盤は身体の真ん中にあります。
その腰・骨盤を支えるべき膝や足首が不安定で、しかも、足の筋肉には負荷がかかり、しっかり支えることができない状態。
であれば、当然、バランスが取れずに、腰にも負荷がかかってしまいます。
腰に痛みや違和感が起こっても不思議はないでしょう。
あらめて、ヒールを履いてみてください。
重心は土踏まずの辺りでとれていますか? 膝は伸びきっていますでしょうか?
かかとはしっかり、ヒールの面に乗っていますか?
ハイヒールだけではなく、ローヒールなどの時でも、同じように猫背になっていたり、前かがみになったりしやすい方もいます。
歩く際に負担がかかっている太ももをはじめ、膝、ふくらはぎ、足首など、腰を支える部分を正常化することが、腰痛の症状を抑える第一歩になりますよ。
所在地
千葉県千葉市美浜区高洲3-23-2 稲毛海岸ビル2F
電話番号
0120-78-3746
営業時間
8時30分-20時30分
(最終受付19時50分)
定休日:年末年始のみ
院長
菊地 イワオ