不妊症は女性だけの問題ではありません!男性の不妊症も
不妊症というと、女性がかかえる問題のように捉える方が多いのですが、実際は夫婦二人の問題であることは明白です。
かつてWHO(世界保健機関)は不妊の原因について次のように発表しています。
不妊原因が男性のみにある場合 24%
女性のみの場合 41%
男女ともにある場合 24%
不明 11%
女性は不妊症の問題をご自分のことととらえ、とても前向きに行動する方が多いと思います。
しかし、男性は自分に原因があると思いたくない、または、もし、原因が自分にあると解った時のショックが怖いのでしょうか?
夫婦の問題であるにもかかわらず、女性だけで通うケースが多いですね。
不妊症は夫婦の問題です。
女性が前向きに頑張っているのと同じように、男性にも頑張ってもらいたいものです。
男性の不妊症の原因も、何種類もあることはご存知ですか?
男性の不妊症の多くは「造精機能障害」です。
「無精子症」「乏精子症」「精子無力症」があります。
精子を造る機能が正常に働かず、精子の活性や質に問題があります。
一回の射精で数億もの精子が卵子をめがけて進んでいきます。
しかし、そのうちの99%は子宮に到達する前に死滅し、卵子の場所まで到達できるものは数百以下。
受精するには、活発な精子でなければ成し遂げられないほど過酷な競争です。
ですから、精子の数が少なかったり、元気がなかったりするのであれば、受精の可能性は当然低くなりますよね。
造精機能障害は、遺伝などによる先天的のものもありますが、過度のストレスや、抗がん剤投与、放射能治療等の影響を受けてなる後天的なケースも増えているようです。
その他に、男性の不妊症の原因として「ED(勃起障害)」、「精索静脈瘤」、「慢性前立腺炎」、「前立腺がん」、「精路閉鎖」などがあげられます。
女性の卵子と同様に、精子も年齢と共に、その精子の量、運動量も減少していきます。
また、精子の質も老化していくのです。
そして、それは妊娠率の低下につながり、染色体異常児が産まれる原因となることもあるでしょう。
他にも、喫煙やアルコールの摂り過ぎなど、不摂生な生活が精子の状態に悪影響を及ぼすことも知られています。
妊娠しにくい状態を引き起こしている原因は何なのかをまず調べましょう。
治すべきものが解れば、道はどんどん開かれていきます。
そして、どこも悪い所はないと病院で言われたのになぜなのだろう?とお悩みの方も、「妊活スタートBOOK 」や「たまごクラブ」でも取り上げられた妊活整体をぜひお試しください!
所在地
千葉県千葉市美浜区高洲3-23-2 稲毛海岸ビル2F
電話番号
0120-78-3746
営業時間
8時30分-20時30分
(最終受付19時50分)
定休日:年末年始のみ
院長
菊地 イワオ