股関節痛と整形外科
急性の股関節の痛みなどは、痛み止めで解消するかもしれません。
痛みが起きるプロセスは、股関節などに痛みがあると、そこの筋肉が硬直して血行不良になるためです。
血行不良な場所は、さらに痛みがひどくなります。
また、歩く時にかばって歩き方も変になると、股関節や骨盤を歪ませてしまいます。
へんな歩き方は、股関節にさらに負担をかけるため、炎症状態が続きやすくなり、我慢してウォーキングなどの運動を続けると痛みが慢性化していきます。
結果として、股関節周囲の筋肉や関節に負荷をかけ改善を遅らせることにつながります。
痛みがなくなれば、痛みでこわばることもなくなります。
一般的な整形外科で診療を受けた場合、痛み止めの注射や湿布が出て、しばらく無理をしないように指示があるだけだと思います。
ほとんどの先生は、
“そのくらいの歳は誰でもある”
“しばらく様子を見ましょう”
“体重を落としなさい”
“みんなそのくらい普通だから我慢しましょう”
“痛くなったら また来てください” ・・・等々
また、骨折ではないのに、レントゲン撮影をする場合も多々あります。
しかし、レントゲン撮影をしてもこれといった問題が見つかるわけではないので、「動かさないようにしてしばらく様子を見ましょう・・・」となります。
他に、痛みが慢性化すると、ヒアルロン酸の注射などを打つのもよく聞く対応です。
親切な先生であれば、筋力を鍛えなさいなどのアドバイスもあるかもしれません。
ただし、どの筋肉を何回くらいトレーニングしたら良いのかなど、素人にはわからないので、回数や鍛える方法も細かく確認する必要があります。
「運動をしましょう」
だけでは、不十分で無責任といわざるをえません。
所在地
千葉県千葉市美浜区高洲3-23-2 稲毛海岸ビル2F
電話番号
0120-78-3746
営業時間
8時30分-20時30分
(最終受付19時50分)
定休日:年末年始のみ
院長
菊地 イワオ