座る姿勢は腰への負担がとても大きい
たちは日々いろいろな姿勢をしますよね。
眠る時は仰向けになったり横向きに丸まったり、電車の中で吊り革につかまって立ったり、仕事中はパソコンに向かって座っていたり、その他にもさまざまな姿勢をとると思います。
実はこういった日常的におこなう姿勢の中で、もっとも腰への負担が大きいのは『座る』姿勢なんです。
まっすぐ立った状態の腰への負担を100%とした時、座った状態での腰への負担は140%、更に座ったまま少し前傾になっている状態では何と185%という負担度になっています。
これはかなり大きい数字ですよね。
因みに仰向けで寝ている時の負担度は25%です。
日中、パソコンに向かって前傾姿勢で座っている社会人の方はどれくらいいるでしょうか?
きっとかなりの数になると思います。
学生さんだって、勉強をしている間は座っていることが多いと思いますし、ノートに書き込む時や教科書を読んでいる時は前傾になってしまうこともあるでしょう。
このように、私達は知らず知らずの内に腰に大きな負担をかけていたんですね。
腰痛が気になっている方や予防をしたいと思っている方、または1日の中で座る時間が長いという方は、座る時の姿勢に注意するようにしましょう。
一般的に、座る時は首も背骨もまっすぐ伸びていることが大切です。
猫背はいけません。
この時臍から下の部分を背骨に近付けるようなイメージで腹筋に力をいれることも意識しましょう。
理想は股関節よりほんの少し膝頭が高く、両方の足の裏がしっかり床についている状態です。
もし、膝頭を高くすると足の裏が浮いてしまうようならば、小さな台などを足元に置き調整してください。
勿論この姿勢はデスクワークなどをしている時だけでなく、家のリビングでソファに座っている時や、運転をしている時なども意識すると効果的です。
これまで猫背(前傾姿勢)で座っていた方はこの姿勢をキープするのも少しきついと思いますが、慣れればなんてことはありません。
是非腰痛になりにくい座り姿勢をマスターしてくださいね。
所在地
千葉県千葉市美浜区高洲3-23-2 稲毛海岸ビル2F
電話番号
0120-78-3746
営業時間
8時30分-20時30分
(最終受付19時50分)
定休日:年末年始のみ
院長
菊地 イワオ