太り過ぎも不妊症の原因になります
女性の9割の方が、現在、また過去においてダイエットを経験しています。
痩せていることが美につながると思い込んでいる方は多いですね。
しかし、ダイエットが逆にストレスを生み、リバウンドを経験したことがある人もかなりいらっしゃることでしょう。
痩せすぎて生理不順や不妊症等になる方がいますが、逆に、太り過ぎて不妊症に陥ってしまうケースもあるのです。
脂肪細胞が女性ホルモンの分泌に関わっていることはご存知ですか?
生理や妊娠、出産に作用する「卵胞ホルモン(エストロゲン)」は、卵巣からだけではなく、脂肪細胞からも分泌されています。
脂肪が脂肪細胞に摂り込まれることによって、卵胞ホルモンが作りだされるのです。
では、脂肪が多ければホルモンがたくさん分泌されて良いのかというと、そうではありません。
太り過ぎが原因で、妊娠がしにくい身体になっているケースも多々あります。
脂肪をためこんでしまった細胞によってホルモン異常が起こり、卵巣の皮が厚くなったり、卵子がうまく育たなかったりします。
また排卵が起こりにくくなり、月経不順や無月経になることもあるのです。
体外受精時の妊娠成功率についても、BМI(体格指数)が25以上の女性は、25以下未満の女性に比べると、約30%低いという研究結果もあります。
とても厳しい現実ではありますが、初期の流産率も上がってしまいます。
太り過ぎの方は、不妊症のホルモン治療が効きにくいこともあり、ダイエットをすすめられることがあるでしょう。
ダイエットにもいろいろな種類があり、食事制限によるダイエットはすぐにスタートできますから、取組み安いかもしれません。
しかし、食事制限ダイエットは、栄養の偏りや不足を引き起こす危険が伴います。
まずは妊活において重要なのは、卵巣や子宮の状態を元気にしてあげることです。
バランスの良い健康的な食事を摂ることはもちろんですが、不妊整体でさらに効果を高めましょう。
不妊整体では身体に溜まっている老廃物の排出を促し、血液の流れを改善します。
卵巣や子宮へ適切で充分な栄養が届く身体へ戻しましょう。
健康は日々の生活の中ではぐくまれていくものですから、ご自宅でもできる健康な状態をつくる呼吸法もお教えしますので実践してください。
また、妊活ウォーキングで歩いていただくこともおすすめです。
「足は第2の心臓」と言われますよね。
実は歩くことで全身の3分の2以上の筋肉が動き、血液の循環を促すことができるのです。
妊娠出産に良い事を始めていきましょう。
所在地
千葉県千葉市美浜区高洲3-23-2 稲毛海岸ビル2F
電話番号
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営業時間
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院長
菊地 イワオ